企業の合併や統合のニュースは時折世間をにぎわせるものですが、
このたび自動車保険業界でも大きな動きがあります。

損害保険会社大手の損保ジャパンと日本興亜損保は、
2013年4月1日から役職員の相互兼務等による一体化運営が始まってはいましたが、
2014年9月にそれをさらに押し進めて合併となり
「損害保険ジャパン日本興亜」という会社名となります。

率直な印象としては、なにやら長ったらしいし、
そのまま二つの会社名をつなげただけで安易な気がしなくもないのですが、
これにはしっかりとしたねらいがあってのことのようです。

この両者を傘下に置くNKSJホールディングスの社長である櫻田謙悟氏によると、
仮に社名を「NKSJ損保」にすると世間の認知度は数パーセントだが、
認知度の高い両者の名前をそのまま残すことで高い認知度をそのまま維持できる、とのことです。

確かにその通りですね。

近年の好例としては、2010年に、あいおい損保とニッセイ同和損保が合併いたしましたが、
この際もそのまま二社の名前を残し「あいおいニッセイ同和」としたことで、
高い認知度を下げることもなかったはずです。

さて、損害保険ジャパン日本興亜に話を戻しますと、
この合併により損害保険会社単体としては、老舗の東京海上日動を上回って
国内最大の損害保険会社として君臨することになります。

櫻田氏は合併会社の抱負として、世界で伍していく会社を目指すと述べており、
人工が急増して自動車販売が伸びている新興国への参入にもかなり力を入れるとのことです。

たしかに、日本では若者の車離れと少子高齢化が進んでおりますので、
このように新興国に自動車保険の販路拡大を目指すというのも当然の流れと思われます。
なにはともあれ、2014年9月の両社の合併により、
自動車保険業界がより活性化されることを願いたいものです。

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