自動車の任意保険は、大きくわけて二つの契約形態があります。
一つ目は「ノンフリート契約」というものです。

これは、個人の自動車保険では一般的な契約形態なのですが、
一言でいいますと「記名被保険者と所有者が同一の自動車が9台以下」
というものが該当。
1台につき1契約というのが原則です。

そして二つ目は「フリート契約」というものです。
これは一言でいいますと「記名被保険者と所有者が同一の自動車が10台以上」
というものが該当。
20台持っていれば、それをすべて1つの契約としてしまいます。

10台以上保有する個人というのは少ないですから、
フリート契約は主に法人での契約が該当するケースがほとんどになりますね。

それでこれらの契約形態ですが、
ただ単に契約形態が違うだけというふうに思ってはいけません。
というのも、気をつけないと重大な事態をまねいてしまうからです。

ノンフリート契約だったものが、
台数が10台以上に増えてフリート契約になる場合は、
ただ単に契約形態を変えればいい、というだけではないのです。

保険会社によってはフリート契約の扱いがないところもありますので、
その場合はすべての契約を解約して、すぐに他の保険会社にうつらなければならない、
という大変な事態になってしまいます。

フリート契約の認可をとっていない保険会社にとっては
その契約者の契約を引き受けているというのは認可違反になってしまうので、
契約を打ち切る必要が出てきてしまうんですね。

なんだか脅かすようですが、
とくに台数が増えやすい法人契約の場合はより注意したいものですね。

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